高校生向け就活ガイド「求人票の見方」
求人票の見方
求人票のチェックポイントをマスターしよう!
求人票には、入社試験のことはもちろん、入社後に携わる仕事や給料、勤務時間などの就業条件、転勤の可能性などが詳しく書かれています。求人票の見方を知って、内容を隅々まで見て理解しましょう。
応募の前提となる、仕事をするうえで必要となる知識や技能、資格などが書かれています。高校時代に取得できる資格は必ず取っておきましょう。
募集している職種と採用する人数が記載されています。男女の区分はありません。会社に入った後に、どんな仕事をするのかを必ずチェックしましょう。
応募の前提となる、仕事をするうえで必要となる知識や技能、資格などが書かれています。高校時代に取得できる資格は必ず取っておきましょう。
健康保険や厚生年金保険、雇用保険などの社会保険のほかに、退職金制度があるかどうかが記載されています。雇用保険は失業した際に給付される保険、健康保険は、ケガや病気の際に給付される保険、厚生年金保険は、老齢になった時や障害を受けた時などに支給されます。
給料についての項目です。皆さんが働いた結果、いくら支払われるのかが記載されています。給料は、基本給と各種手当(通勤手当など)の合計金額になります。
週に何日の休みがあるのか、それは決まった曜日(定休)なのか、異なる(不定休)のかを確認しましょう。また、夏季休暇、年末年始休暇の有無もチェックしましょう。有給休暇とは、給与がもらえる休日です。
何時から何時まで働くのかが記載されています。交替勤務や夜間勤務がある企業は、ここに記載されていますので必ずチェックしておきましょう。
応募の前提となる、仕事をするうえで必要となる知識や技能、資格などが書かれています。高校時代に取得できる資格には積極的にチャレンジしてみましょう。
そのほか、採用にあたっての条件や特にお知らせしたいことがある情報が記載されています。(入社後の研修制度や勤務上のお知らせなど)応募前職場見学の実施についての案内もここに記載されています。多くの企業で応募前職場見学を実施していますので、自分の目で、実際の職場の雰囲気や仕事の内容、会社の場所(通勤にどれくらいかかるか)などをチェックして応募先企業の絞り込みを行いましょう。
過去3年間の採用者数(大卒なども含む企業全体の採用者数と、そのうちの高卒の採用者数)が記載されていますので、あらかじめ確認しておきましょう。また、離職者数とは、入社後なんらかの事情で辞めてしまった人の数です。
入社後、その企業が社員を育成するためにどのような取り組みを行っているかが記載されています。 研修の有無をはじめ、業務に必要な資格などを取得する際の費用を負担してもらえるかどうかなど、入社後に自分自身のキャリアアップに大きく関わってくる内容になりますので、事前にチェックしておくようにしましょう。
採用した社員が職場に定着するために、企業がどんな取り組みをしているかが記載されています。残業時間や有給休暇の取得状況についても確認できます。また、男女それぞれの育児休業の取得状況もここに記載されています。
求人票には、入社後に関することが多く記載。今はわからないことでもしっかり確認しよう!
様々な重要な情報が掲載されているのが求人票です。求人票は、普段使わない言葉や見慣れない言葉も多いので、理解しづらいという印象を持つかもしれません。しかし、求人票に示されていることは、入社してからのことに大きく関わってくる内容ばかりです。「入ってみればわかるだろう」と安易に考えないようにしましょう。理解しづらいことや分からないことについては、先生に質問するなどして、掲載されている全てをしっかり理解するように心がけましょう。